SWOT分析はWEBでも役立つ

マーケティング

SWOT分析=自社の強みS:Strengths 自社の弱みW:Weaknesses 市場のチャンスO:Opportunities 自社にとっての脅威T:Threatsを分析して、WEB戦略に役立てましょう。

●強みが分からない時は顧客に聞く

ホームページリニューアルに際し、現状の分析や問題点の抽出時使えます。分析する時、必ずぶつかるのが「自社の強みとは何か?」という疑問です。
自社の弱みはたくさん出てきますね。しかし自社の強みはなかなか出てきません。なぜあのお客様はウチの商品を選んでくれたんだろう?なぜウチで買い続けてくれるんだろう?
この疑問は顧客に聞くしかありません。

●決めるのは100%顧客

その回答が「担当のAさんの人柄に惚れて」だとしたら・・・。
今まで技術力や商品力が強みだと思っていたのに、あまり働かないA君(自社の弱み)が購入動機だったとは。この瞬間、自社の強みは商品力ではなく「人材」に変わります。
自社の強みとは、100%顧客の視点から評価される点であり、自社の思い込みであってはならないことがわかります。

ちょっと勇気がいりますが、御社のお客様に「なぜ弊社を選ばれたのですか?」
と聞いてみるのもよいかもしれません。意外な答えが返ってくるかもしれませんよ。

●「腐る化粧品」は強み?弱み?

くさ~る~♪とBGMが入る化粧品CMをご覧になったことはありますか?まだご覧になってない方はGoogleかYahooで「腐る化粧品」と検索してみて下さい。ホームページでCMが見られます。 腐る化粧品からイメージされるのもとして、ノンケミカル、防腐剤未使用があります。
一見弱みなネガティブイメージの「腐る」表現も、オーガニックを求めているターゲットに対し、明確且つ深くリーチできるキャッチコピーとなります。この勇気ある表現は、弱みを強みに変えたよい例といえます。

●ホームページにSやWを取り入れる

このように、自社の弱みと強みの関係は表裏一体。視点を変えるだけで、弱みが強みに変わります。
「腐る化粧品」「高くてどうもスミマセン」「マズイ!もう1杯」「日本一まずいラーメン屋」どのフレーズもドキッとしますね。あえて逆転の発想を採用する必要はありませんが、御社の強みは必ずホームページに掲載して下さい。前出の「Aさんの人柄に惚れて」の場合は、Aさんの人柄を楽しく紹介したコンテンツ(写真とイラストを組み合わせたマンガなど)があるとよいかもしれません。

SWOT分析から強みや弱みを発見し、ユーザーに届くホームページを制作することも、当社の仕事のひとつです。