ドラッカーの視点から企業の目的
当社のホームページにはホームページの問題解決というページがあります。目的別おすすめプランと料金は、当社のサービス案内です。これらコンテンツはすべて、経営学者ピーター・ドラッカー氏の言葉「顧客の創造」をヒントに作られています。
●企業の目的は顧客の創造
ピーター・ドラッカー氏「企業の目的は利益の追求ではない。目的は社会にあって、企業の目的として、有効な定義はひとつだけである。それは顧客の創造である。そのための機能にマーケティングとイノベーションがある。」
一般に企業の目的は利潤の追求といわれていますが、ドラッカーは全く異なる視点で企業の目的は顧客の創造であると説いています。更に「買う」、「買わないの」選択肢を持つ顧客が、喜んで対価を支払うモノ(商品、サービス)を供給しなければならないともいっています。すべての商品が当てはまるわけではないのですが、ドラッカーの言葉は企業経営の大きなヒントになります(難しいヒントが多いのですが・・・)。
●ホームページは目的に貢献できるのでしょうか
新規顧客の開拓に、ホームページを活用している企業様は多いと思います。それも顧客の創造ではありますが、当社では少し視点を変えて考えております。ホームページは顧客を理解するツールであると。ホームページは資料請求やお問い合わせというダイレクトな反応以外に、アクセス解析を通じてユーザーとコミュニケーションが図れます。
ユーザーは声には出しませんが、アクセス履歴を通じ大声で叫んでいます。例えば「なんだこのページ?分かりにくい!」と。ユーザーの声なき声を収集し、顧客理解に務め、顧客を創造するホームページへ変革する。この継続的な作業が、ホームページでの顧客創造であります。
●やっぱり中心は顧客
ピーター・ドラッカーは他にも顧客について触れています。
■企業が何であるかを決めるのは顧客である。価値を認めるのは顧客だから。
■顧客こそ企業の基盤である。
■顧客だけが企業を存続させられる。
■顧客だけが職場を与えてくれる。
■利益追求は目的ではなく、明日の事業のための条件である。
機会がありましたら、是非ピーター・ドラッカーの著書を読んでみて下さい。目から鱗の連続ですよ。